
転職前の職業
建築設計(意匠)

転職後の職業
建築設計(意匠)
前職ではどのような業務を担当されていましたか?
建築設計(意匠)
中学校や高校・大学などの教育施設の意匠設計業務を担当していました。また、意匠設計業務の中でも特に、基本設計や実施設計の作図業務をメインに担っていました。
行政協議や構造設計士・設備設計士との打合せ、またメーカーとの打合せを行いながら設計を進め、決められたスケジュールの中で実施図面を書き上げ、確認申請下付までを滞りなく進めていくことが基本的な業務内容でした。
しっかりと細部の納まりまで検討した図面を書き上げ、監理担当に引き継ぐ業務です。
転職後はどのような業務を担当されていましたか?
建築設計(意匠)
個人住宅から商業施設・共同住宅まで幅広い用途の建物の意匠設計業務を担当しています。
プロジェクトの企画・計画段階から、基本設計・実施設計・監理まで含めて担当し、プロジェクトに関わるクライアント・構造設備事務所・ゼネコンと打合せをしながら、建物の完成を目指してプロジェクト運営をしています。
また監理まで含めて担当するため、現場での詳細な納まりはもちろん、コストコントロール等も含めて担当するため、責任も重い業務です。
ニックネーム
ヤスさん
性別
男性
現在の年齢
32歳
転職活動時の年齢
31歳
転職活動時の応募社数
5社
実際に面接した社数
3社
活動を始めてから転職が決まるまでの期間
2ヶ月
どうして同業種:建築設計(意匠)へ転職をしようと決断したのですか?
学生の頃から、将来的に独立をしようと考えていたため、独立するために一番力がつく職場に転職した方が、自分のためになると考えたためです。
前職では比較的大きな組織事務所だったため、個人で担当させてもらえる業務範囲が非常に狭く、プロジェクトの部分部分しか見えていなかったため、もう少し小さな規模の建物の設計をしている設計事務所に入り、プロジェクトをトータルで担当することができる環境に身を置きたいとの思いから、転職に踏み切りました。
転職を成功させた3ステップはどんなものでしたか?
将来の独立に向けての転職活動記
転職ステップ1
転職経験がある友人や先輩にどのように転職活動をおこなったかヒアリングをしました。特に建築設計業界は他の業界と比べ特殊な業界であるため、面接までにポートフォリオが必要だったりするため、どの企業はどんな資料が必要なのか、確認することが必要でした。
転職ステップ2
転職サイトに登録を行いました。先輩や友人に勧められた転職サイトを中心に3つの転職サイトに登録し、アドバイザーと面談を行いました。アドバイザーに転職に向けての自分の要望を伝え、その要望に合致する企業をリストアップしてもらい、その中から取捨選択して5社ほどに応募しました。
転職ステップ3
各企業に面接を受けに行き内定をもらった中で、一番印象の良かった企業に転職を決めました。
【転職ステップ1】 身近な転職経験者の話を聞く
身近な友人や先輩の中で実際に転職活動をした人に話を聞きに行きました。
その人たちが、どのようなに転職活動を行ったか、また入社後の待遇はどのようなものかをヒアリングすることで、自分はどのような企業が向いているかを客観的に分析する必要があると考えたからです。
意匠設計の中での転職の場合は、ポートフォリオの提示を求められることがほとんどなので、自分のポートフォリオを他人から評価してもらうという目的もありました。
【転職ステップ2】 知り合いが実際に使った転職サイトに登録
転職活動経験のある友人や先輩が登録してたという転職サイトに登録しました。
具体的には、リクルートエージェントやDODA、JACリクルートメントに登録し、リクルートエージェントのアドバイザーと面談を行いました。
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最初に自分の転職に向けての要望を伝え、その要望に沿った企業をリストアップしてもらいました。基本的には、メールや電話で連絡を取り合う形でしたが、各社とも随時求人を見つけては提案をしてくれました。
【転職ステップ3】 企業に応募!そして面接!
各転職サイトやアドバイザーから提案された企業の中から、自分の要望と合致する企業に優先的に応募を始めました。
履歴書や経歴書は丁寧に書き、前職を通して身に付けた技術力など、自分の強みや弱み、転職の目的を改めて整理して面接に向かいました。
面接の際には、その面接担当の人柄や、職場の雰囲気を感じ取るように意識をし、この企業で働きたいかどうか自問自答し見極めようと考えていました。最終的には内定を頂いた中で、最も面接が楽しかった企業を選びました。
同業種:建築設計(意匠)へ転職して何か変わりましたか?
転職が成功したことにより、将来的に独立するという自分の当初の目的に向けて、より加速して毎日成長できていると実感しています。
業務内容はもちろんのことですが、仕事の際に社外で関わる人の数が圧倒的に増え、大きな刺激を受けています。
また、年収としては当初下がりましたが、現在では業務での頑張りが認められたため、だんだんと給与も増えてきています。転職という大きな一歩を踏み出したことで、自分の可能性を開く方向に向かっていると感じています。
まとめ
これから転職を目指す方へ
これから転職活動される方に送ることができるアドバイスがあるとしたら、まずは転職希望の職種または企業に勤めている方に相談することだと思います。
転職した後の仕事のイメージも沸きやすいし、転職活動で何をすれば良いか、的確なアドバイスがもらえると思います。
私の場合は建築の意匠設計という職業ですが、この職業に新たに就きたい方にできるアドバイスは、まず一級建築士もしくは二級建築士を持っているか否かが大きな壁となるので、もしこれらの資格をお持ちでない場合は、そちらの取得を優先してもいいかもしれません。
建築の意匠設計:転職ワンポイント
建築の意匠設計という職種に限っての話となりますが、転職の際に一級建築士を持っているか否かが大きなハードルとなるため、そちらの取得を最優先にした方が良い場合もあります。
特に組織設計事務所やゼネコン設計部に転職希望の方はこれらの資格が必須となってくるかと思います。
その上で、これまでの経験をポートフォリオや職務経歴書を通じていかにアピールするか、身近な色々な人に相談しながら転職活動を行うのが良いでしょう。
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