
転職前の職業
大手予備校の総合職

転職後の職業
地方予備校の講師兼任の社員
前職ではどのような業務を担当されていましたか?
大手予備校の総合職
電話対応や入学受付対応、来客対応など受付に関する業務はほぼ全て担当していました。
その他には、夏期講習や冬期講習などの各種講習時に在籍生徒を集めて実施するガイダンスの担当や、配布物の準備なども同時に行っておりました。
現役高校生や既卒生の進路指導を中心にした担任業務も入社直後から1年を通して行っておりました。特に担任業務では担当生徒数が100名前後おり、保護者連絡なども全て自分で行う必要があったのでかなり大変でした。
転職後はどのような業務を担当されていますか?
地方予備校の講師兼任の社員
主に1年間のスケジュール管理やお客さんの会計管理、そしてアルバイトスタッフの給与計算などの事務作業全般に加えて、主要業務として現役高校生と既卒生に対する英語の教科指導を行っております。
特に教科指導に関しては地方の主要高校別のクラスに分けて学校教科書に基づいて教える業務と、高校3年生向けの志望大学別にクラス分けして受験対策を行う業務の両方に従事しており、ほぼ毎日授業を担当しております。
また、授業で使用する教材も全て自分で作成しております。
ニックネーム
UWAさん
性別
男性
現在の年齢
23歳
転職活動時の年齢
22歳
転職活動時の応募社数
3社
実際に面接した社数
3社
活動を始めてから転職が決まるまでの期間
3ヵ月
どうして地方予備校の講師兼任の社員へ転職をしようと決断したのですか?
前職では主に事務作業が中心になっていたのですが、自分としては教壇に立って高校生相手に直接英語を教えたいという思いが非常に強く、毎日退屈な思いをして過ごしていたことが転職をしようと決意した最大の理由です。
3年間は働かないと転職が不利になるとの助言も頂きましたが、やはり自分が好きな事をしたいという思いがあったので転職に踏み切りました。
また、一人っ子で自分が長男ということもあり両親や祖母の今後を考えた場合にやはり地元に残って仕事をした方が家族の為にも良いのではないかと考えたことも理由の一つです。
転職を成功させた3ステップはどんなものでしたか?
本当に自分がやりたい事はすぐにやるべき。life is very short.
ステップ1
転職決意後、「塾講師JAPAN」などのサイトに登録して、自分が講師として直接指導できる仕事を探しました。マイナビ転職サイトなど大手の転職サイトは教育業界についてはあまり記載されていなかったのでそれほど参考にはしませんでした。
ステップ2
自分が気になった会社を複数個ピックアップした後に応募して面接に行きました。その中で自分がやりたい業務がどの程度できるかをしっかりと担当者に聞きました。
ステップ3
すべての面接が終わったタイミングで是非採用したいという声をありがたい事に2社から頂戴したので、担当者の人柄なども含めて自分がどちらで働きたいか吟味をして最終的に今の職場に決めました。
【転職ステップ1】 「塾講師JAPAN」などを利用して仕事探し!
確かにマイナビやリクナビといった大手の転職サイトも複数ありました。しかし、自分が進みたい業界の情報を手に入れる為には何を使うのが一番効率的なのかということをしっかりと考えて、安易に大手に飛びつかなかったのが結果的に短期間で転職活動を満足のいく形で終わらせることができたと感じています。
また、例え自分の興味のある業界の情報が数多く載っていたとしても、情報の質が悪ければ利用する価値は無いのでその辺りも十分注意した方が良いです。
【転職ステップ2】 候補を可能な限り絞る
話を聞いてみたいと思った会社は複数あったので、その中で自分がやりたいことがどの程度実現できるのかを最も重視しました。
そして厳選した3社の企業概要などをホームページなども事前にしっかりと確認して、大まかな内容を頭に入れた上で応募をして面接に行きました。
候補が複数あるとどうしてもそれぞれの良い所と悪い所に目がいきがちですが、自分が何を決め手にするのか明確にした上で、思い切って候補を可能な限り絞るように意識しました。
【転職ステップ3】 面接「一緒に働きたい人か」逆にこっちが見極める!
面接の前に事前に自分が聞きたい事をしっかりと頭にいれて臨みました。私の場合は自分のやりたいことができるかどうかが一番のポイントだったのでその点は入念に担当者に尋ねました。
また、待遇は良くても一緒に働きたいと思える人なのかどうかも面接の中で向こうも判断されていたと思います。しかし一方でこちらも判断していました。
働く上で人間関係というのは非常に重要なので転職をされる方は業務内容や待遇だけでなくその点も注意する必要があります。
地方予備校の講師兼任の社員へ転職して何か変わりましたか?
実家から通勤できるようになったので経済的に非常に楽になりました。また、休みも比較的柔軟に取れるようになったので以前と比較してプライベートも非常に充実しています。
何よりも自分の選択は間違っていなかったのだと確信が持てたことによってある種の自信に繋がりました。待遇面ではさほど変わりませんが、そういった精神面での充実というのは自分の中で何よりも大きいものだったので、結果的に転職をして良かったと断言できます。
まとめ
これから転職を目指す方へ
まわりの人は年齢や条件など様々な理由を出してきてあなたに転職に対してネガティブな意見をぶつけてくるかもしれません。
しかしながら、そのような外野の声に惑わされていては良い転職はできません。どのサイトを使うのか、面接では何に気を付けるかというのも確かに大事ですが、最終的に皆さんの転職を左右するのは自分の中の決意の強さです。
他人が何を言おうとも絶対により良い条件の会社を見つけるという強さがあれば、その道程で苦戦をしても最後には必ず納得できる結果で終われると思います。応援しています!
英語は出来て損はない!TOEICなどの資格・試験も検討してみて!
私は英語講師として活躍したかったのでTOEICなどの英語資格はかなり勉強しておりました。英語はどの業界職種においてもできて損をすることは絶対にありませんので、時間に余裕がある方は是非とも英語の勉強はされた方が良いです。
また、転職全般に言えることですがある意味誤解を恐れずに言えば、一度自分の中で決意をしたら周りの助言は聞き入れないくらいの頑固さがある方が良いと言えます。