転職前の職業
精神科クリニックのカウンセラー

転職後の職業
社会保険労務士事務所のアシスタント(=事務員)※のちに資格取得し社会保険労務士
ニックネーム
MUKUさん
性別
女性
現在の年齢
54歳
転職活動時の年齢
35歳
転職活動時の応募社数
20~30社
実際に面接した社数
3社
活動を始めてから転職が決まるまでの期間
6か月
どうして社会保険労務士事務所へ転職をしようと決断したのですか?
社労士は一般的には独立開業する職業ですが、無資格の状態で経験を積ませていただき、かつ受験勉強中も少なくてもいいので安定した収入を確保したかったので雇用してくれる先を探すこととしました。雇用される先(転職先)として、開業している方の事務所でアシスタントとして採用してもらうか、一般企業の中で総務課や人事課で採用してもらうか、どちらがより希望に近いかを考えました。私は将来、資格取得しても開業したいとは思っていませんでしたが、だからこそ開業事務所で修行したいと思い、そちらを目指すことにしました。
転職を成功させた3ステップはどんなものでしたか?
第1ステップ
転職先の事業所態様について希望を固めました。私の場合は職種や業種が決まっていたので、それをどのような事業所で働かせてもらえるかという可能性を考えて、自分の希望に近いものをターゲットとして決めました。
第2ステップ
希望しているような求人をハローワークや転職サイトで探し、あればアプローチや交渉をしました。この段階では成果が出ず、止むを得ず次の段階(最終手段)に移りました。
第3ステップ
職業別電話帳で希望の事業所に順番に電話をかけて働かせて欲しいこと、志望動機を話し交渉しました。なんとか希望通り成立しました。
【転職ステップ1】 動き出す前に真剣に考える!
社労士は一般的には独立開業する職業ですが、無資格の状態で経験を積ませていただき、かつ受験勉強中も少なくてもいいので安定した収入を確保したかったので雇用してくれる先を探すこととしました。雇用される先(転職先)として、開業している方の事務所でアシスタントとして採用してもらうか、一般企業の中で総務課や人事課で採用してもらうか、どちらがより希望に近いかを考えました。私は将来、資格取得しても開業したいとは思っていませんでしたが、だからこそ開業事務所で修行したいと思い、そちらを目指すことにしました。
【転職ステップ2】 自分の希望は曲げない!妥協しない!
ハローワークでは、開業事務所の求人は1件しかありませんでした。ハローワークを通してアプローチしてもらいましたが、別業種・別職種で30代半ばという私の条件では「使い物にならないだろう」と相手方に言われ、成立しませんでした。
仕方ないので、企業の総務人事で募集しているところをいくつか紹介してもらい、未経験でも良いと言うところ2社の面接を受けました。2社とも採用としていただきましたが、労働条件や職場環境が私の希望とは合わず、わがままですが辞退させていただきました。
転職サイトでは開業事務所はなく、企業の総務人事はありましたが、未経験者ということでマッチングが成立しませんでした。力を入れたつもりですが、自分の希望を曲げずに進めており、これでいいのかな?と、今は思います。
【転職ステップ3】 押しかけ女房ならぬ『押しかけ社員』
開業事務所に、職業別電話帳を見て順番に電話をかけ、アシスタントの採用がないかどうかを聞きました。忙しいのに急に電話をかけてしまいましたが、どの方もお話はきいてくれました。50音順ですので、「あ」から初めて、「み」の方に、面接した上で考えてあげるので履歴書を持って来るように言っていただき、すぐに日程調整をして(その日のうちに)面接を受け、もともと募集していなかったため1週間後になりましたが採用していただきました。
電話をかけた相手の中や、面接していただいた際も、資格試験は難しいので、勉強に専念して資格を取ってから就活したほうが近道だというアドバイスをいただきました。相手のお話はよく聴き、否定はしませんでしたが、「私は狙ったものは必ず合格します。できます。」と信念を持っていたのでその通りにお伝えしました。実際に仕事をしながら1年後に合格しました。
社会保険労務士事務所へ転職して何か変わりましたか?
あまり戦略もなく、行き当たりばったりな活動でした。自分でも無謀だと思っていましたが、まさかの成功に至りました。強い信念を持って(もちろん思いだけではなく、継続して人には簡単にできないことをやり遂げることも必要です)初志貫徹すれば、理解してくださる方もいるし、夢や希望は叶うと信じることができるようになりました。その後の人生でも、苦境にあってもポジティブに考えることができるようになりました。
まとめ
これから転職を目指す方へ
転職に前向きな理由をつけても、採用担当者はなかなかそのように受け取ってくれないことが多いかと思います。しかし、それは自分自身にも真実でないというか、体の良い言い訳をしているという負い目がある場合が多いと思います。新しく「コレがやりたいんです!」と言うとき、本当にやりたいし、やればできるし(←特にコレは大事だと思います)、やります、という思いを自分自身が持って臨まれてください。
真実の訴えは必ず他人の心にも届くし、他人の心を動かします。そしてできれば疲れが出ないうちに決められるよう、短期決戦を目指しましょう!