
転職前の職業
地域活性化事業
主に旅館業を行っている経営者たちで構成される組合に雇用され、地域活性化事業を行っていました。

転職後の職業
精神保健福祉士
社会福祉法人で障害者支援をしています。精神保健福祉士です。
前職ではどのような業務を担当されていましたか?
地域活性化事業
地域活性化のために、何が必要かをリサーチし、報告書を作成することが業務の柱でした。
そのため、試験的に便利屋業を行って地域のニーズを探しました。また他の職員の業務を調整するコーディネーターの役割も任されました。
便利屋業の仕事を割り振ったり、シフトを調整したり、職員の不満を聴いて解決することや、職員間や顧客とのトラブルの解決等も業務として行っていました。
また、地域おこしの一環として組合が経営しているシェアハウスの管理業務も行っていました。
転職後はどのような業務を担当されていましたか?
精神保健福祉士
社会福祉法人の職業指導員として、障害を抱える方の居場所づくり、職業支援、助言、相談業務等をしています。
具体的には利用者さんと一緒に作業をしています。公共施設の清掃作業や空き缶・ペットボトル等のリサイクル作業等です。
また、業務として任されているというわけではないのですが、職員間のコミュニケーションミスを改善する活動を自発的に行っています。
どの職場でもそうだと思いますが、対職員の関係が、実は一番難しく、積極的にコミュニケーションをとるのが唯一の改善策と思っているからです。
ニックネーム
PSさん
性別
男性
現在の年齢
40歳
転職活動時の年齢
39歳
転職活動時の応募社数
1社
実際に面接した社数
1社
活動を始めてから転職が決まるまでの期間
約二週間
どうして精神保健福祉士へ転職をしようと決断したのですか?
どんな仕事でも楽しみややりがいを見つけてやってきましたが、より自分のやりがいを満たせる仕事に就きたいと考えたためです。
以前から福祉に興味があり、資格取得を目指して勉強をしていました。転職を考えた時期はまだ未取得でしたが、資格の有無は就職自体には関係ない職場でしたので、それならば現場で経験を積みながら資格を取得したほうが良いと考えました。
正直に言って、主に給与の面で不満がまったくないわけではありません。しかし、何よりもやりがいを優先しました。
転職を成功させた3ステップはどんなものでしたか?
年齢を言い訳にしない!本気だったらいつでも転職できます!
転職を考える時期以前に、転職先とつながりを持ちました。定期的に転職先の方とお会いするようなことはありませんでしが、存在感はアピールできたと思います。
募集がかかっていなかったのですが、電話をして職員を募集していないかを確認をしました。募集がかかっていなかったので、少し躊躇しましたが、とにかく動かないことには何も変わらないなと思ったのと、友人の後押しもあり、思い切って電話をかけました。
電話をかけたら案外すんなり面接が決まり、後日面接を受けることになりました。面接自体は、担当者と以前顔を合わせていることもあり、砕けた感じで、雇用を前提に話をしていただくことができました。
【転職ステップ1】 偶然転職先の方と知り合った
転職を考えるずっと前の段階で、転職先の方とつながりを持ちました。
具体的には、ボランティアとして活動したい、とあいさつにうかがいました。諸事情があって実際にはボランティア活動はできませんでしたが、顔と名前を憶えていただくことができました。
その時点では、転職のことはまったく考えていませんでしたので、結果的にということになりますが、ボランディアをしたいという情熱や誠意等が先方に伝わり、好印象を持っていただけたのかなと思います。
どこで何が関係するかわからないので、とにかく自分の興味のあることを、できる範囲でやってみるのが良いと思います。
【転職ステップ2】 募集がなかったけれど思い切って電話!
この仕事がしたい!と思い転職を考えたのですが、ハローワークの求人を見ても募集がかかる様子がありません。
しかし、駄目でもともと、と思い、とりあえず電話をして募集がかかる可能性がないかを確認しました。
先方の人事担当者は以前お会いしている方ですので、割合気軽に電話をすることができました。運よく、少し前に職員が退職したとのことでした。正式には理事会承認が必要だけれども、一名募集をかけようと思っていたところです、というお返事をいただき、その電話ですぐに面接の日にちを決めていただけました。
【転職ステップ3】 面接ではその仕事への情熱を伝えて!
実際に面接をしていただきました。以前から福祉の仕事に興味があり、資格を取得するために勉強をしていることや、以前の仕事でも福祉的視点でものごとを考える必要性があること等、積極的に自分の情熱をアピールしました。人生で何度か転職していますので、面接自体は慣れています。
しかし、面接は技術ではないと思います。その仕事への情熱ややる気などは、自然と出てくるものだと思います。たとえ口下手でも、十分伝わるのではないかと思っています。つまり、妥協せず本当に就きたい仕事を選ぶべきです。
精神保健福祉士へ転職して何か変わりましたか?
前職の時も決して悪い状況ではなかったですが、転職してからは更に良い状況となりました。最初のころは自分の意見がなかなか言えなかったり、言っても軽く受け止められたリでつらさを感じることもありました。
しかし、徐々に自分の意見をしっかり発言することによって、上司もちゃんと耳を傾けてくれるようになりました。転職してから1年半経ちますが、今は新しい仕事もどんどん任されるようになり、また、自分で課題を見つけて解決に動く等、とても充実した日々を過ごせています。
まとめ
これから転職を目指す方へ
とにかく、本当に自分が就きたい仕事は何かを見極めることが一番重要です。自分に嘘はつけませんので、ここだけは妥協せず、じっくり時間をかけて取り組むべきです。それが出来てから転職活動をするのが良いと思います。職場によっては出来ないかもしれませんが、転職先の方との接点を持つと、何かと有利です。
また、転職というのは結構なストレスを感じるものです。基本的なことですが、良く食べて良く睡眠をとり、軽い運動をする等、体調を整えたりストレスを発散したりして、さわやかに転職活動をする基盤を作ることです。
気持ちよく転職しましょう!
今の仕事が嫌だから転職したい、という気持ちではうまく転職できなかったり、転職先でも苦労すると思います。ある程度今の仕事での不満を解決して、気持ちよく転職しましょう。
興味のある資格は積極的に取って!
また、仕事によって転職に有利になる資格は違うと思いますが、資格の有無は自己啓発をしているか否かのひとつの指標になるはずです。興味のある資格は積極的に取りに行ったほうが良いです。
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