
転職前の職業
小中学生向けの教材販売の営業

転職後の職業
法律事務所の事務
前職ではどのような業務を担当されていましたか?
小中学生向けの教材販売の営業
小中学生を対象にした教材の販売の営業を担当していました。
まず各御家庭を訪問して、テストの販売を行います。テストはその地域の学校で使われている教科書と反映したものをそれぞれ用意し、受けた結果が教科書の何ページについているなどといった利点を説明します。そうすることで、テストの受験者数を増やします。
そしてそのテスト結果を御家庭に持参しますが、その時に、テスト結果を元にして教材の活用方法をお教えし、教材販売へと繋げるといった仕事でした。
転職後はどのような業務を担当されていますか?
法律事務所の事務
転職後は法律事務所の事務員となり、お茶出し、来客対応、電話応対はもちろんのこと、裁判所に提出する書類の整理(弁護士が書いた書類の文字数や誤字脱字のチェック等)を行うようになりました。
法律関連の知識はまるでなく入ったので、最初は言われている意味がまるで分からなかったのですが、数をこなせば慣れてくる(同じパターンの作業も多いため)ようになりました。
また、小さな事務所で事務員は私以外には1人だけなので、お給料の計算や事務所内で必要なものの注文なども自分達自身で行うようなお仕事です。
ニックネーム
ふゆさん
性別
女性
現在の年齢
24歳
転職活動時の年齢
22~23歳
転職活動時の応募社数
15社
実際に面接した社数
7社
活動を始めてから転職が決まるまでの期間
1年間
どうして法律事務所の事務へ転職をしようと決断したのですか?
前職が営業で帰宅時間がバラバラ、生活リズムも崩れるといった様相だったので転職先は残業のないところできっちり時間が決められているところを探しました。
また地元を離れた場所で前職は働いていましたので、次に働く時は地元に帰ろうと決めていました。そんな折、実家の家族が倒れ手が必要となり、それをきっかけに転職し地元に帰ることを決意しました。
しかし、その時はとにかく辞めることをまず先にと考えていた為、次の仕事を探してからではなく、前職をとにかく辞めて地元に帰ってから就職先を探し始めました。
転職を成功させた3ステップはどんなものでしたか?
ハローワークマニア?!通いつめた日々の結果
①自分の経歴(履歴書)の洗い出し
まずどこを受けるにしても履歴書の提出はあるはずだと思い、志望動機以外の欄を埋めるように経歴や過去に経験し感じたことなどをノートに書く作業を行いました。
②ハローワーク通い
インターネット上でハローワークの求人検索は行っていましたが、通った方が情報が多いことに気付き通うようにしました。主に行ったのは、採用情報の検索でした。毎日、新しく情報が更新されるので出来る限り足を運ぶようにしました。
③合同説明会や履歴書添削、面接対策等への参加
ハローワーク内でのサービスを出来る限り、活用しました。そこでの体験が転職活動の大きな支えとなったように感じています。
【転職ステップ1】 自分の経歴(履歴書)の洗い出し
最初に行ったのは自分の経歴の洗い出しです。どこの会社を受けるにせよ、履歴書の提出は絶対だと考えました。
また、私の場合は雇用条件の内容(地元で家からなるべく近いところがいい、定時で帰れるところがいい等)は決めていたものの、どのような仕事がしたいかという面でははっきりとしたものがなかったため、自分自身を見つめ返すという点でもこの作業を行いました。
今まで経験したことやその時にどのように感じたか等は履歴書に書く内容に必要な事はもちろんのこと、面接等で受け答えする際にも使えると考え、その時に洗い出しをしました。
【転職ステップ2】 ハローワーク通い
自分自身の事がある程度固まった後は、地元のハローワークに行きました。私は地元で就職したいと考えていたので、大手の就活サイトにはもちろん登録はしていましたがあまり期待していませんでした。
その点、地元のハローワークならその地域の人が足を運んで、採用情報を持ってこられるのではないかと推察し、ハローワークで仕事を見つけると決めて、取り掛かりました。実際にハローワークに行くと、地元企業の採用情報ばかりだったので外れてはいなかったと思います。
ただ、私はその頃20代だったので、ハローワークの方から「こちらではなく、ヤングハローワークの方がいいですよ」とお薦めされ、そちらに通うようにしました。
【転職ステップ3】 合同説明会や履歴書添削、面接対策等への参加
ヤングハローワークではほぼ毎日何かしら就活に関連するイベントが行われていました。全部に参加する事は出来ませんでしたが、色々なイベントに参加することで自分の転職活動が間違っていないのだと自信を持つとともに、やる気やモチベーションの維持につながったと感じています。
中でも、合同説明会はその企業の方が来てお話をしてくれるので入社後とのギャップが少なく感じられそうでした。一般的な大手の就活サイト等が主催している合同説明会では他の参加者の方も多く、あまり企業の方と話が出来ない印象がありましたが、ハローワークだとやはり他の参加者というのは少ないので、時間が許す限り話が聞けたのが良かったと思います。
法律事務所の事務へ転職して何か変わりましたか?
転職後、私の生活は明らかに一変しました。理想通りの時間に帰宅できるので、自分の時間も持てます。身体を壊しかねないスケジュールと戦い高い給料を手に入れるよりは、少しは給料額が下がったりしても(残業がないため)、今の生活の方が私にとっては良かったと感じています。
最初は、前職を辞めて仕事なんて就けるのだろうか、もっと劣悪な職場に就くことになるのではないかと不安に思っていました。しかし、転職活動さえしっかり取り組みタイミングさえあえば、自分にとっての良い会社というのは必ず見つかるのではないかとも思えるような経験でした。
まとめ
これから転職を目指す方へ
転職活動は、どれだけの情報をいかに早く手にいれるかが勝負だと思います。どんなに自分にとって良い会社が求人募集をしていても、定員数に到達していたり、少し時期がずれ遅かったりということが良くありました。その情報を逃がさないためにも、まめに登録している転職・就活サイトをチェックしたり、ハローワークに通ったりすることをおすすめします。
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特にハローワークにはその日の午前に届いた情報が、午後には出ていたり、その情報を直接企業の方から受け取った担当の方がいたりするので、そちらの方が有力な情報を下さる場合もあります。足しげく通うことが、より良い転職への近道だと私は考えます。
仕事を辞めてもどうにかなる!
私は前職の仕事が正直なところ、あまり好きではありませんでした。毎日これでいいのか、こんな仕事嫌だと思って過ごしていました。その時に地元に帰る必要性が出てきたという外部からのきっかけでやっと、一念発起し前職を辞めることが出来ました。
辞めた後は、驚くほどに心が軽くなり前向きになれました。今、転職を考えつつも辞めてからどうなるかと心配な方が多いかと思います。でも、辞めてしまっても案外どうとでもなると私は思います。むしろ辞めずにずるずると、心を壊していくよりも辞めて新たなことを考えられればそれだけ、次のことを頑張れるし必死にもなれるかと思います。
そして、必死にさえなれれば転職活動を頑張ることも続けることも出来ると私は思うのです。