転職前の職業
医療機器販売の一般事務

転職後の職業
国土交通省の非常勤職員
ニックネーム
HSさん
性別
女性
現在の年齢
49歳
転職活動時の年齢
45歳
転職活動時の応募社数
2社
どちらも官公庁関係です。
実際に面接した社数
2社
活動を始めてから転職が決まるまでの期間
2ヶ月
どうして国土交通省の非常勤職員へ転職をしようと決断したのですか?
不景気で事務所が廃止に・・・
事務所撤退(人員削減)により、退職さざるをえなくなった為でした。競争の激しい医療機器の業界。ここ離島に在所する医療機器販売の事務所では、業績アップが見込めないため、事務所撤退の決定が下されました。
務社員だった私は転勤の選択肢も与えられまいたが、夫も子供たちもいる私に、転勤の選択はまずできませんでした。この会社は大手商社の子会社の経営でした。会社が大きいと安心していたのですが、不景気にはいると、大手商社は容赦なく事務所を廃止するということを知りました。
転職を成功させた3ステップはどんなものでしたか?
ハローワークを積極的に利用
とにかく毎日ハローワークに通いました。撤退が決定し、私に通知がきたのが2ヶ月半前でしたので、事務所所長には遠慮することなくハローワークに通えたのは幸いでした。
ハローワーク毎日通っていると、そこの職員さんとも随分仲良くなり、特に窓口の非常勤さんとは個人携帯まで教え合い、情報を即座に頂けるまでになりました。私の希望する事務職がおおやけに応募が出る前に教えていただき、早めに履歴や職務経歴書を作成することができました。
家族を抱えた私は、日々の仕事と家事だけでも大変でしたので、早めに教えてもらって、その求人にあわせた履歴書や職務経歴書を作成できたことは、今考えてもとても助かりました。
【転職ステップ1】 ハローワークのスタッフと仲良くなる!
とにかく、ハローワークの人と仲良くなって、情報を集めることでした。ハローワークの求職票には、たくさんの情報が書かれてありますが、わかりにくい表現もたくさんありました。たとえば、休日出勤についての書き方だとか、残業の程度の書き方だとかです。子供を抱えていた私は、休日出勤や残業などといった、通常時間外の業務を把握することはとても大事でした。ハローワークの人と仲良くなっておくのが大事だというのは、通常は外に出ない、細かな情報を手に入れることができるからです。
【転職ステップ2】 どう自分をアピールするか?
当時、持っていた資格は、普通自動車免許だけでしたので、どうやって自分を売り込めるのかということが大事でした。いままで働いてきた会社で、どれだけの実績を積んで、どれだけの仕事に対応できるのか、また、年齢的にも高い方になってきていたので、協調性があることのアピールや、子供はだいぶ大きくなっていましたので、急に病気になって休むような事態も少ないことや、急に発生した残業もこなせることをどうやってアピールできるのかを一生懸命考えました。
【転職ステップ3】 テクニック!印象は大事!
身だしなみを整えることを考えました。まず、履歴書に貼る写真ですが、リクルートスーツは基本ですが、職種によって、どんなブラウスがよいのか、どんな髪型がよいのかをインターネットでとにかく検索しました。
やはり、職種によっては、着るブラウスや髪型でアピールできるものが違うことがわかりましたので、私の場合は事務職として、好ましいブラウス、髪型にして、写真館で撮影してもらいました。インスタントカメラでは格安でできますが、プロに撮ってもらった写真には到底叶いません。お金が掛かっても、プロに撮影してもらうのがよいかと思います。
国土交通省の非常勤職員へ転職して何か変わりましたか?
10倍の倍率を突破!自分に自身がついた!
時間をかけて、履歴書の書き方、職務経歴書の書き方を調べたり、面接の練習を何度も自宅で練習したり、お金をかけて履歴書用の写真を取るためにリクルートスーツやブラウスを買い、髪型を整えたり、最終的に写真館などのプロに撮影してもらって、きちんとした写真を使ったことで、10倍の倍率だった官公庁の非常勤職員に採用してもらったと確信しております。
なので、以前と比べて何が変わったかと言いますと、自分に自身がつきました。やはり狙ったものを手に入れるのは、人以上の努力が必要なことを確信しましたし、それを乗り越えて、高卒の私が、10倍の倍率で採用してもらった事は、本当に自分に自身が付きました。
まとめ
これから転職を目指す方へ
忙しい方は、ハローワークのインターネットサイトを毎日見ることをおすすめします。できれば、転職時期だけではなく、手の空いた時に、時々見ていれば、どの時期にどの職場が募集をかけるかがわかります。
官公庁が希望の方は、2月から3月の時期に募集がたくさんかかることがわかりますし、一般企業も、ボーナスをもらった後辺りに、募集がかかる感じも掴めます。(ボーナスもらって辞める人が多いということです)
あとは、履歴書や職務経歴書を時間をかけて書く事や、服装や髪型をちゃんとしてお金をかけて写真を取ることもかなり重要だと思います。
官公庁の非常勤職員はオススメ!待遇良し!
転職についての考えは人それぞれですが、自分の置かれた環境で仕事内容を考えるのはとても大切だと思います。たとえば、主婦の方で、子供のお金のかかる時期だけ働きたいと思う方には、官公庁の非常勤職員なんかはおすすめです。
休みは取りやすいし、時給は高いし、残業はほぼありません。期限付きが多い職場ですが、そこは子供が独り立ちするまでと割り切って働くには、とてもいい環境の職場です。
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