
転職前の職業
アパレル販売員

転職後の職業
子供服販売員
前職ではどのような業務を担当されていましたか?
アパレル販売員
私は以前、アパレル販売員をしておりました。婦人服だけではなく、男性用のお洋服も販売されていたため、お客様の性別・年代は、30代〜60代の男女です。来客されたお客さんが選んだお洋服を購入につなげることが主な仕事です。
しかし、アパレル販売員はそれだけが仕事ではありません。当時は商品の数量管理、どのサイズのお洋服がどれくらい売れたのか、という管理も任されておりました。
また、数ヶ月に一回は本社にレポートを提出するなど、スタッフ全員が、どのようにしたら売上が上がるか、また来客数がアップするかまで考えていました。
転職後はどのような業務を担当されていましたか?
子供服販売員
以前は様々なアパレルを経験してきましたが、転職先に選んだのが、子供服販売員です。
普通のアパレル同様、年に数回の棚卸作業はもちろん、商業施設内の会議も仕事内容のひとつです。また、私は当時社員という立場だったため、売上管理や他社員のシフト管理もさせていただいたおりました。
「子供用の服を売る」というと簡単に聞こえるかもしれませんが、普通のアパレルとは違い、親御さんとお子さん両方を気持ち良くさせ、購入につなげなければけません。よって、高度なコミュニケーション能力をつけると同時に、頭の回転の速さも必要になります。
普通のアパレルでは少し飽きた、と思っている方やスキルアップを狙っている方にはおすすめします。子供服なので、もちろんお洋服を着せてあげることもあります。ですので、爪を伸ばしたりネイルをするのも禁止!普通のアパレルとは違うという点も頭においておきましょう。
ニックネーム
KSさん
性別
女性
現在の年齢
25歳
転職活動時の年齢
23歳
転職活動時の応募社数
1社
実際に面接した社数
1社
活動を始めてから転職が決まるまでの期間
2ヶ月
どうして子供服販売員へ転職をしようと決断したのですか?
アパレル店員、というだけで売上をアップすることだけではなく、もっとスキルアップをしたかったというのが理由です。違うジャンルのアパレル店員を経験したく、将来的にどんなものでも売れる、アパレルのプロになりたかったんです。
また、アパレル店員はやはり売上争いなどがあるもの。それにより、スタッフ同士の仲がギクシャクするなんてのは日常茶飯事です。そんななか、気持ち良くお買い物をしてもらいたいなら、自分も気持ち良く売りたいという気持ちも芽生えました。
子供好きでしたので、お子様に癒されながら販売できるなら嬉しいなと思ったことも理由のひとつです。
転職を成功させた3ステップはどんなものでしたか?
アパレルからアパレルに!「お客様も自分も喜ぶ」を目標にスキルアップ
私が転職の際によく利用するのは、フロムエーナビ、ガールズウーマンなどです。
この2つのサイトはアパレルの掲載率が良いかな?と思ったことが理由です。
アパレルはなんといっても収入が少ないのがデメリット。まずは通勤時間や空き時間などに、その部分を一番に重視して転職サイトをくまなく見ていきます。
またその上にで気になった職はどんどんとお気に入りに追加していきましょう。忙しい日は、それだけでも後々役にたちます。
次にそのお気に入りに入れたもののなかから、通勤場所を割り出していきます。そうすることで、だんだんと自分の条件と似たものが選抜されていきますので、あとは自然に決まっていくでしょう。
【転職ステップ1】 フロムエーナビ、ガールズウーマンを活用!まずは給料形態のチェック!
フロムエーナビ、ガールズウーマンを使用しました。まずは通勤時間や空き時間などにとにかくくまなく転職サイトをチェックしました。
どのサイトが一番アパレルの掲載数が充実しているか、自分の目的に見合ったサイトなのかを見極めていきます。2〜3サイトなどで、気になる職種をすべてお気に入りに登録していきました。
しかし、ただやみくもにお気に入りに登録したわけではありません。まずは給料形態が自分の希望に見合ったものを選んでいきました。
【転職ステップ2】 次は通勤場所をチェック!
給料形態が見合ったものを選出したら、今度は通勤場所を選出していきました。特に女性は、通勤時間で疲れ具合ややる気が全く変わってきます。「30分までならOK」だったり、「1時間だったらOK」など自分で決めて、そこからだいたいの場所を頭のなかで描きます。
その自分の条件に見合った通勤場所を選出し、いらないものはお気に入りからはずす、という作業もしましたね。
また、そこで選抜されたサイトはすべてHPを拝見させていただきました。他の転職サイトなどにいくと、スタッフさんの顔写真などもあるため、人相はどうか、空気感はどうかも、そこで一気にチェックします。
【転職ステップ3】 アパレルの面接は第一印象が大事!
ここまできたら、あとは面接にのぞみます。アパレルは特に、第一印象と笑顔が命。なんだかんだ体力と根気がいる仕事でもあるので「ここはキツいよ!」なんて面接の段階で言われるお店もたくさんあります。
わたしは、何を言われても「やります」「自信があります!」の言葉を繰り返しました。また、即断力も必要になります。「じゃあいつから来れる?」という言葉にあいまいにかえすと先行きも不安がられることもあるでしょう。どの日から入社できるのか、また現在の会社はどのくらいに退社予定なのかをハッキリさせておくのもポイントです。
子供服販売員へ転職して何か変わりましたか?
婦人服などのアパレルももちろんすごく楽しかったですし、お客様の喜ぶ顔が見られて嬉しいという気持ちは全く変わりません。
しかし、子供が好きで入社した子供服。毎日子供の笑顔に癒されます。お洋服を売る嬉しさと同時に、子供たちの笑顔に触れられる、という喜びもあるのです。
誕生日のときには、手作りのボードを作ってもってきてくれた子もいました。他のアパレル店では得られなかった充実感を得られているのは、間違いありません。
まとめ
これから転職を目指す方へ
転職活動は精神的にも体力的にも正直キツいです。でも、自分の向かう人生に向かって、新しい道を探すのはとても楽しいですよ。
転職に踏み出そうと悩んでいらっしゃる方もたくさんいるでしょう。転職は悪いことなのではないか、そう思う方もいるでしょう。
しかし、数え切れないほど会社が存在するこの世の中。結婚相手とおなじで、自分にぴったりの会社がみつかるのも難しいことですよね。
だから、わたしは自分に合った会社を探し続けるのは悪いことだと思いません。かといって、すぐ辞めていいというわけではありませんよ。嫌な気持ちも経験しながら、自分が成長する喜びを見つけられる会社がきっとある、ということです。
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転職ワンポイント!資格について
資格に関しては、エクセル、ワードがあると役に立ちます。難しい機能がつかえなくても、エクセルが使えるのと使えないのでは会社側の対応が全然違いますし、任せられる仕事の幅もかわります。
PCに強くなることで、アパレルといえどできることが増えるので、その分お給料や役職にも反映してくることもあるようです。資格がなくとも、独学でここまでできる、というくらいに勉強をしておくのも良いですね。