
転職前の職業
自動車部品製造会社の営業

転職後の職業
自動車部品製造会社の営業(外資系)
前職ではどのような業務を担当されていましたか?
自動車部品製造会社の営業
自動車を構成する部品(主に、カーナビ、カーオーディオ)を製造している会社で営業を担当していました。
具体的な業務内容は、大手自動車メーカーの開発部門や購買部門への新製品の提案や見積もり活動。また、受注後の製品が量産を迎えるまでの開発フォローアップ業務(開発イベントの日程把握、仕様変更の管理、見積もり、試作品や各イベントへの部品供給対応)に関わり、特に顧客と社内のインターフェースとしての活動をしていました。
転職後はどのような業務を担当されていましたか?
自動車部品製造会社の営業(外資系)
前職とほぼ同じ内容の業務を担当していますが、外資系のため、上司、同僚と英語でのやりとりで業務を進めています。
また前職は日系企業だったため、国内にチームメンバーが在籍しており、時差もなく、意思疎通は楽でしたが、現在は、チームメンバーが世界中に在籍しており、グローバルなやりとりがほとんどです。
顧客は同じく大手自動車メーカーですが、前職で主に担当していた会社ともう一社、担当しています。部品は前職で担当していた部品に加え、自動車用スピードメーターや、テレマティクス系の部品も担当しています。
ニックネーム
GBさん
性別
男性
現在の年齢
36歳
転職活動時の年齢
34歳
転職活動時の応募社数
30社
実際に面接した社数
10社
活動を始めてから転職が決まるまでの期間
2ヵ月
どうして外資系の自動車部品製造会社の営業へ転職をしようと決断したのですか?
会社の方針として、自身が担当していた顧客を含めた新規顧客に対する、成長戦略を描けない状況で、現状顧客での売り上げ維持方針となり、仕事へのやりがいが減少し、売上も減少傾向で従業員の給与も下がってきていたため、自身のキャリアアップと収入の向上を模索し、転職活動を実施しました。
また、会社は関西系企業で、関西への転勤の可能性がありましたが、家族の事情もあり関東系企業で働きたいという志向もあったため、転職活動をはじめました。
転職を成功させた3ステップはどんなものでしたか?
転職活動で新しい自分を発見!自身の活躍のフィールドが大きく広がった
1.転職エージェントへのコンタクトと自己分析
まずはどんな求人があるのか、自分にどんな職種が向いているのか、確認するため、リクナビエージェントと面談し、自己分析を実施しました。また、平行して他のエージェントともコンタクトを取り、さらに自身の長所短所など、面談を通して理解する作業を重ねました
2.職務経歴書の作り込み
自分の強み弱みを踏まえ、職務経歴書を作成しては添削してもらうという作業を繰り返し、面接の際に話す内容と齟齬のないよう、ストーリーがつながるよう修正を繰り返しました。
3.面談
実際に企業との面接を実施。ここでの感触をもとに、何を話すか何を全面に押し出すか、必要に応じて、1のエージェントの面談に立ち戻り、修正を繰り返しました。
【転職ステップ1】 転職エージェントへのコンタクトと自己分析
転職エージェントへのコンタクトと自己分析を実施しました。
具体的には、最初にリクナビネクストへの登録をし、リクナビエージェントと面談し、自己分析を実施しました。
テレビCMでも話題の「リクナビNEXT」
転職サイトの王道
大手リクルートキャリアが運営する転職・求人情報サイトです。転職・求人情報はもちろん、スカウト機能や転職のノウハウなどお役立ちコンテンツもあり、転職を考える方には是非登録しておきたいサイトです。
また、平行して他のエージェント(私の場合、クイック、インテリジェンス、パソナキャリアと、リクナビも含めると、4社のエージェントと平行してやりとりしていました)ともコンタクトを取り、さらに自身の長所短所など、面談を通して理解する作業を重ね、自身のキャリアの志向性を客観的意見も踏まえ理解していく作業を実施しました。
パソナキャリア
『正しい転職』を提案。各業界・職種毎に専門特化したキャリアアドバイザーが、様々な角度からキャリアコンサルティングを実施し、求職者の方の強みやキャリアプランについて一緒に考えてくれるのは嬉しいサービスです。
【転職ステップ2】 職務経歴書の作り込み
職務経歴書の作り込みを実施しました。第一段階を通して通して理解した自分の強み弱みを踏まえ、職務経歴書を作成しては添削してもらうという作業を繰り返し、面接の際に話す内容と齟齬のないよう、ストーリーがつながるよう修正を繰り返しました。
具体的には、自身がどんな経験をしてきたか、またそこからわかる自身の強みや弱みは何か、どんな哲学を持っているか、だからこそ、経歴書に書いてあるような結果を残したんだ、という話の流れがつながるような内容にしていく作業です。
【転職ステップ3】 面談
実際に企業との面接を実施。とにかく経験が必要というエージェントからのアドバイスを実践しました。
場数を踏むべく、とにかく、少しでも、興味が出た企業は、申し込みをし、ここでの感触をもとに、ステップ2でまとめていた内容を修正していきました。
面接官の反応の良かった内容はそのまま残したり、深堀が必要と思ったものはさらに詳細を加えたり、想定できなかった質問には次回どう答えるかを考えるなどの作業をし、そしてまた次の面接で実践するというものです。
必要に応じて、ステップ1のエージェントの面談に立ち戻り、意見をもらうなどして、修正を繰り返しました。
外資系の自動車部品製造会社の営業へ転職して何か変わりましたか?
私の場合、前職企業の価値観は絶対ではなく、自身にもっと価値があり、必要とする会社がたくさんあるということに気づくことができ、仕事へのやりがいが増しましたし、給与も上がり、また勤務地も希望通りとなったので、全体的に仕事の環境が改善されました。
また、外資系企業で英語でのやりとりが増えたこと、また同僚が多国籍となったので、多様な価値観を学びながら仕事ができるため、より一層のキャリアアップを図れる環境を手にすることができたと思います。
まとめ
これから転職を目指す方へ
転職活動のポイントとしては、自己分析を怠らないことです。やはり客観的に自身を見つめていくことが分析には大事なので、エージェントをフル活用し、深堀をしてもらうのがいいと思います。
その上で職歴書を作成すれば、過去、自身がやってきたこととその時の心構えや、今後の自分の方向性などがより明確になりますので、言っていること、書いてあること、実際やってきたことに矛盾がなくなります。
あとは実践あるのみですので、できるだけたくさんの会社へ応募することをお勧めします。
転職ワンポイント!アピールにTOEICはオススメ!
もっとも肝心なのは、あなた自身の仕事に対する心構えや姿勢が問われますが、それについては前述した通りのことを実践していただければと思います。
それに加え、やはり英語力があったほうが何かと喜ばれます。面接につながる企業数も増えますし、採用の確率も上がります。給与条件も良い会社への転職にもつながりますので、TOEICで700点以上を取っておくことをお勧めします。