前職ではどのような業務を担当されていましたか？

和菓子工場の生産業務

前職では、和菓子の工場で働いていました。そこでの業務は、冷凍してある和菓子の商品を解凍してその商品に賞味期限や消費期限をの日付を印字する仕事をしていました。

毎日この作業の繰り返しで出荷量に合わせて効率よく仕事ができるように考えて指示を出していました。

また、パートさんのシフトを組んで１日の仕事に必要な人数を調整したり、人数不足のときは応援を頼んだりといった仕事もしていました。

備品の発注もしており、過不足にならないように考え、調整したりしていました。

転職後はどのような業務を担当されていますか？

食品工場の品質管理

転職後も前と同様で工場での仕事となりますが、品質管理としてHACCP取得に向けて仕事をしています。

内容は、作業工程の見直しやモニタリング、製造している食品の菌検査であったり、機械や備品の選定、見直しもしています。

また、作業工程を現場の方から教えていただき、作業手順書の作成も行っています。規格書などもゆくゆくは扱うようになりますが、今は一からすべて作りあげていくためにこつこつと小さなことからしています。

どうして食品工場の品質管理へ転職をしようと決断したのですか？

生産での仕事は毎日同じことの繰り返しで面白味がないなと思っていました。また、やりがいがないのでがんばろうと思えなかったためもっと役に立つことをしたいと思い、品質管理の仕事を選びました。

学生の頃に少しだけですが、検査にも関わっていたのでそういったことも活かせることができればいいなと思い決断しました。実際は知らないことが多すぎて大変ですがやりがいがあるのでいいと思います。

また、自分にプラスになり、とても勉強になります。

転職を成功させた3ステップはどんなものでしたか？

私が利用した転職サイトは誰もが知っているものです。それはマイナビ転職であったり、リクナビネクストです。また、ハローワークも利用して活動を行いました。

最初はマイナビやリクナビで探してどういった仕事があるのか調べました。そして、自分がやりたいなと思った仕事にチェックをつけていきました。

その後、書類審査のための自己PRを考えたり、職務経歴書を考えたりして面接までいきました。面接ではなかなか思うように伝えることは難しくて苦戦しました。落ちてしまったところもいくつかありましたが勉強になることもありました。

面接では自分のやってきたことを整理して話せるようにしていくことが大事だと思いました。

【転職ステップ1】 マイナビ転職でカメラマンのアシスタント事務を面接

私が最初にうけたところはカメラマンのアシスタント事務です。マイナビ転職を通じて受けました。プロのカメラマンが結婚式で撮った写真に関する仕事でカメラマンとの連携であったり、その流れについてよく知っている必要がありました。

初めての面接ということもあり緊張して全然話すことができませんでした。また、そのときは在職中だったのでその会社にいた方がいいと進められてしまいました。このときはやはりやめない方がいいのかと悩んでいました。

【転職ステップ2】 紅茶を扱う会社を面接

2回目の面接した会社もマイナビ転職を通じて受けました。また、同じく事務の仕事で紅茶を扱う会社でした。小さな会社ではありますが、立地もよくこだわりのある製品を出していたので受かりたいと思い受けました。

経営者の方との面接で緊張してしまい、言葉につまることが多くありました。ここでは自分の気持ちを整理できていなかったなと感じています。気を付けたことは相手の目を見て言葉につまっても話すようにしました。

【転職ステップ3】 品質管理の会社を面接

最後の面接も同様でマイナビ転職を通じて受けました。書類審査もあり、他と同様で志望動機のみを変えて応募しました。それから連絡があり、面接を受けました。面接では今までやってきたことを頭の中で整理して話すようにしました。

また、品質管理での仕事だったのでどういうことをるのかといったことも事前に少しだけ勉強して面接に望みました。面接はなごやかですごく話しやすかったです。相手の面接官の目を見て聞くことも大事だと思いました。

食品工場の品質管理へ転職して何か変わりましたか？

前よりも仕事のやりがいが持てるようになりました。前の仕事はすでにすべてが完備されていて申し分ありませんでしたが、今は一から作っていくので達成感はすごくあります。ひとつひとつの仕事の意味も感じれるようになりました。

また、品質管理として必要な資格も取ろうと考え、試験を受けたり、講演などにも行って勉強させてもらっています。今まで知らないことが知れるようになったのが自分にとってプラスになりよかったと思っています。

まとめ

これから転職を目指す方へ

転職活動で大事なことは自分が今までやってきたことをきちんと整理して話せるようにしておくことです。そこを面接で聞かれるので言えないと意味がありません。

また、面接官の話を聞くことも大事です。一方的に話すのではなく、言葉のキャッチボールになるように心がけるといいと思います。そういったことが難しい場合は、サポートしてくれるハローワークや転職エージェントにアドバイスをもらい助けてもらうと良いでしょう。

異業種への転職と資格について

異種の職業につくことを考えている場合、その職業に必要な資格をあらかじめ取得しておくとやる気があるんだと伝わりやすいと思います。そこをアピールポイントとして志望動機も言いやすくなるでしょう。

また、そうじゃない場合はなぜその職業でないといけないのかきちんと話せるようにしておくべきです。実際に言えなくなると面接できても落ちてしまうことがほとんどだと思うので気を付けてください。