
転職前の職業
品質保証

転職後の職業
医療用医薬品の品質管理
前職ではどのような業務を担当されていましたか?
品質保証
医療用医薬品のプラスチック容器の製造販売を行う会社で品質保証の仕事を行っていました。10名ほどの部署でした。
顧客先である製薬会社へ納入する製品の納入製品仕様書を作成する仕事をしていました。
また、納入した製品の苦情の処理を行っていました。異物混入やにおいがある等の苦情について顧客先からの回答期日までに調査を実施し、その原因に対する再発防止対策を立て実施していました。各部署への調査を行い、根本原因の追及に当たりました。
転職後はどのような業務を担当されていますか?
医療用医薬品の品質管理
入社後は医薬品製造に用いる原料の受け入れ試験を行っていました。理化学試験や機器分析を行っていました。HPLCやIR、GCを用いて、成分分析、含量試験、純度試験を行い、品質に問題ないものを受け入れました。
また、できた製品の出荷判定試験を行っていました。製造工程中の不純物がなかったか等を試験を行いました。塩酸や硫酸などの酸を用いる機会が多く、有機溶媒も使っているため、化学、薬学の専門知識が必要な部署でした。
ニックネーム
mrさん
性別
男性
現在の年齢
32歳
転職活動時の年齢
26歳
転職活動時の応募社数
5社
実際に面接した社数
1社
活動を始めてから転職が決まるまでの期間
半年間
どうして医療用医薬品の品質管理へ転職をしようと決断したのですか?
給与が良かったことが一番の理由です。基本給20万円程度でしたが、転職先は外資系企業であったため、基本給が30万円ほどでした。
さらに昇給率が高く、給与が高いことが一番の魅了でした。立地条件は悪いですが、給与が一番です。留学経験があったため、外資系企業で英語力を試したいという理由もありました。
ですが、外資系といえど、それぞれの部署によっては海外への出張はほとんどなく、英語にさえ触れる機会はありませんでした。
転職を成功させた3ステップはどんなものでしたか?
優先順位を大切にして自分の好きを仕事に
情報収集から始めました。リクナビやマイナビといった転職サイトを利用することもありましたが、エージェントを頼って自分のキャリアから良い転職先を紹介してくれる制度も利用しました。
ですが、自分にあった条件で探すには自分で探すのが一番です。給与なのか立地なのかそれぞれ各人で優先する条件がありますので、それを優先するべきです。
転職企業を決めた段階で工場見学や施設の見学をさせてもらえるか聞いてみると良いと思います。雰囲気が分かりやすいです。
また地域か大学の就職支援センターに協力を仰ぎそこから情報を入手することも手です。いくつものアプローチから情報収集する事が入社後のギャップを生まないための手かと思います。
マイナビエージェント
転職業界大手
転職業界大手の安心感!業界職種に精通したキャリアアドバイザーからの転職活動アドバイスや転職ノウハウなどの情報提供を受けられます。
【転職ステップ1】 自分のキャリアの棚卸から
まず自分のキャリアの棚卸からはじめることが大切です。自分が何をしたいのか、何が好きなのか、何を優先するか。給与なのか立地条件なのか、子育ての環境なのか、単身赴任になるのかなど自分の優先順位を確認する事が大切です。
自分が今まで何をしてきたのか、大学時代では見えなかった自分のスキルが社会人になって発揮されることもあります。進捗管理がしっかりしているとかコミュニケーション能力が高いなど自分を見つめなおすことが一番です。
【転職ステップ2】 転職エージェントを積極的に活用しよう
自分のやりたいことが見つかったら、それに会う企業を探すことがステップ2です。それを探す手としてはエージェントに依頼する事、自分で転職サイトに登録して探すこと、色々手はあると思います。まずは自分で探すことが一番です。
世の中にどのような企業があるかを知ることができるます。エージェントはすべて無料でやってくれるので、どんどん依頼するべきです。転職相談、添削も受けれるため、色々なエージェントに依頼する事が良いです。
【転職ステップ3】 目的の企業の情報収集!就職支援センターなども利用しよう
希望の企業が決まったら、その会社を徹底的に調べることです。ホームページはもちろんのこと、知り合いを探して協力を仰ぐことも手です。それが難しいようでしたら、各地域の就職支援センターがありますので、そこでも情報収集ができます。
会社の理解を深めることで志望動機が書けますし、面接でも熱意をもって当たることができます。さらに自分の描いた10年後20年後をイメージできると思います。今後何年も働く会社でキャリアプランをイメージする事が大切です。
医療用医薬品の品質管理へ転職して何か変わりましたか?
自分のスタイルは変わりません。給与は大切ですが、家族を大切にすることが一番です。残業が少ないこと、休日が多いこと、家から近いこと、この条件を大切にして転職をきました。
年齢を負うことに地域とのつながりも深くなってきますので、それを大切にするためにもプライベートの時間がおおいことが転職の理由です。今はその時間を多く取れるため、プライベートが充実していて、家族との時間が増えたことが一番変わったことです。
まとめ
これから転職を目指す方へ
転職にあたり、SPIを実施する企業がありますので、その勉強も欠かさずやっておくことが大切です。時事問題もありますので、常日頃から新聞を読むこともお勧めします。また昨今では外資系企業はもちろんですが、内資系の企業でも英語をとても重視し、選考基準にTOEICを用いてる企業もありますので、英語についても常日頃から勉強が大切です。ですが、入社後はTOEICよりも英語の読み書き、会話といった実英語が必要なので、その準備もお忘れなく。
英語は転職に有利!
転職に当たっては英語が一番です。英語ができることが選考基準になる企業では入社後に英語に触れる機会があると思います。英語ができると海外とのやり取りが増える、海外出張にいける等、自分の視野が広がり、自分のスキルも高まります。
やっておいて一番損のない勉強が英語でしょう。自分のやりたいこと、自分の棚卸をしっかりして、やりたいのに入社できないことがないようにするべきです。

あかね