
転職前の職業
営業事務

転職後の職業
WEBデザイナー
前職ではどのような業務を担当されていましたか?
営業部がとってきた契約書に関する事務処理全般を行なっていました。信販会社への連絡や、お客様への謝礼の電話、契約に伴うお金の入出金管理のほか、商品在庫管理などを対応していました。
また、営業部の動向について上層部への日報を提出したり、入社・退職の手続きも行っておりました。事務処理自体は全社的にルーチン化していましたが、事務員同士でミーティングを行い、業務の改善提案に積極的に取り組み、いくつか実現しました。
転職後はどのような業務を担当されていましたか?
WEBサイトのデザイン作成からサイト構築まで担当者がそれぞれ一手に担います。営業自体は別部署で行われ、上司から割り振られた仕事を担当する形になります。
サイト制作以外の仕事ですと、サイトの更新業務からLP制作、メールマガジンの発行なども手掛け、制作会社ならではの多岐にわたる仕事内容です。クライアントによってはfacebookなどのsns更新や、制作したページに関連する印刷物制作も依頼される場合があります。
ニックネーム
DLさん
性別
女性
現在の年齢
35歳
転職活動時の年齢
26歳
転職活動時の応募社数
4社
実際に面接した社数
4社
活動を始めてから転職が決まるまでの期間
1か月
どうしてWEBデザイナーへ転職をしようと決断したのですか?
前職の営業事務で仕事の向き不向きを実感したことと、7~8時間と一日の3分の1を拘束されるなら、少しでも興味のある仕事をしてみたいと思うようになりました。
職業訓練校でWEBの知識を習得
転職を悩んでいた頃に、本社の組織体制が大きく変わり、その波に乗って転職を決意しました。職業訓練校でWEBの知識を身に着け、興味のあるクリエイティブ職へ進みたいとWEBデザイナーの道へ進みました。
未経験での転職となり、そのぶん厳しい面もありましたが、前職よりは遥かにイキイキと働いていると思います。
転職を成功させた3ステップはどんなものでしたか?
考えてから走るより、走りながら考える転職活動
退職後、まずはハローワークで職業訓練校に応募しました。クリエイティブ職を希望していたため、それに近いホームページ制作について学ぶ傍ら、ハローワークの行う面接や書類チェックなども積極的に活用しました。
その後、履歴書をチェックするサービスがあるエンジャパンと、未経験のWEB職に強いFind Job!へ登録しました。特に未経験の求人が多いのはFind Job!で、ここから選んで4社ほど面接へ進みました。
そしてFind Job!では、履歴書を公開していましたので、4社目にしてスカウトを受けました。それまでの面接で質問されたことなどを踏まえてその会社の面接へ臨み、そこでの転職が決まりました。
【転職ステップ1】 ハローワーク経由で職業訓練校へ
前職を退職後、まずはとハローワークへ行き職業訓練校へ入校しました。クリエイティブ職へ就きたかったので、そのとき募集していた中でホームページ制作の勉強という一番希望に近いものを選びました。
授業内容はAdobe Dreamweaverを初めとしたソフト操作のほか、関連する資格も授業内で取得することができました。また、グループ面接の実施や履歴書の相談にも乗っていただけたので積極的に活用し、とても助かりました。
【転職ステップ2】 転職サイトに登録。Find Job!には未経験のWEB職が多い!
職業訓練の終盤には転職サイトに登録しました。登録したのはエンジャパンとFind Job!のふたつです。
エンジャパンは2回まで履歴書を校正してくれるサービスがあったので選びました。実際、想像以上に細かく添削してくださって助かりました。
よく見ていたのはFind Job!のほうです。ここの求人は未経験のWEB職が多く載っていたため、ここの求人から会社をいくつか選び、書類審査のないところで面接を受けました。
【転職ステップ3】 4社目でスカウト!諦めず笑顔でいること!
Find Job!で4社受けました。先に受けた3社は未経験であることよりWEBのリテラシーの低さについて苦言を呈された印象でした。
4社目はスカウトでした。履歴書を公開していたため面接オファーが来たのです。興味のない分野のWEBサイトをメインとしている会社でしたが、せっかくのご縁と面接へ行きました。これまでの面接できかれたことを踏まえて、WEBの知識は積極的に勉強することをアピールしました。
また、とにかくへこたれないですと笑顔でいました。結果的に、その会社に転職が決まりました。
WEBデザイナーへ転職して何か変わりましたか?
一番変わったのはお給料です!転職活動で給与アップは難しいという記事を読んだことがありましたが、事務職からの転職が良かったのか、3万円くらいアップしました。
また、前職は支店で一人で仕事をしていましたが、現職は同僚がいてすぐに相談や質問ができるのが心強く思います。WEBデザイナーという仕事柄、残業は免れないことが多いですが、少なくとも自分の会社では自己裁量のため、定時で変えることも可能です。
自分なりにバランスを考えられるのは大事なことかなと思います。
まとめ
これから転職を目指す方へ
私が転職活動したのは5年以上前ですが、WEBデザイナーの求人は今も売り手市場です。未経験でも年齢が多少いっていても、熱意があれば採用されると思います。
もし可能ならスクールでWebを学ぶのもオススメ!
もし時間とお金が許すなら、短い期間でいいのでWEB関係のスクールに一度身をおいてみるのもおすすめです。ゼロから教えなくていいという手間の少なさはメリットになります。
効率的に転職するためにポートフォリオを作っておこう!
また、自作のWEBサイトはひとつでも作って、ポートフォリオとして出してください。これが一番の判断材料になるといっても過言ではありません。
少しでも自分の興味のある職種や業界を選びたいものです
転職活動はやはり不安だらけで、まったく希望と違う職種でもすぐに採用されるならとなびきそうになったこともありました。けれどやはり、1日のうち7時間は仕事に費やすなら、少しでも自分の興味のある職種や業界を選んだほうが、後悔が少ないと思います。
今はインターネットで様々な情報が手に入りますが、まずは自分がどんな風に働きたいか思い描くことが肝要です。