転職前の職業
建築会社の経理事務

転職後の職業
会計事務所の経理事務
前職ではどのような業務を担当されていましたか?
仕事内容は多岐に渡り、事務所内の清掃、備品管理、銀行入手金、請求書など作成管理、経理事務の入力、電話対応、小切手・手形の管理。その時、その日により、色々です。6年と長かったため、色々な経験をしました、時間があるときは設計の手伝いを少しだけしたこともあります。来客の応対をしたり、資料を車で提出しに外出したりもしていました。
転職後はどのような業務を担当されていましたか?
経理事務の入力作業、年末調整、その他、手伝いや資料整理、清掃など基本的に、会社から預かった伝票、通帳、その他の資料などを、整理し、データを入力していきます。電話対応や、来客対応お茶出しなど、その時により色々なこともします。
税務署や、銀行へいって必要な資料を提出したり作業をすることもあります。事務に必要な備品や、お茶などを購入しにいったりもします。その他、資料を整理したりもします。
会社により、データの量などの違いが大きいので、少ない場合だと数時間で終わる作業もありますが、多い会社だと1、2週間以上かかる場合もあります。
ニックネーム
IKUEさん
性別
女性
現在の年齢
36歳
転職活動時の年齢
27歳
転職活動時の応募社数
5社
実際に面接した社数
3社
活動を始めてから転職が決まるまでの期間
半年間2ヶ月間でした
どうして会計事務所での経理事務へ転職をしようと決断したのですか?
商業科出身で、自分の資格を生かしたいと考え、経理事務員として、就職したのですが、どうしても会計事務所で働いてみたいという気持ちがずっとありました。難しそうで、自分には出来ないかな、という思いや、慣れた職場でいたいという気持ちや葛藤もあり、何年も悩みました。
でも、どうしてもやってみたいという気持ちがあり思い切って退職し、転職しました。転職後は、慣れないかな、とか自分にできるかな、という気持ちもありましたが、前職で経理を経験していたのもありスムーズに会社の仕事に馴染むことができました。
もちろん、最初は1から教えていただき、わからないこともありましたが親切に指導していただいたおかげで、少しずつできるようになりました。
転職を成功させた3ステップはどんなものでしたか?
まず、いまの仕事を辞める前に、仕事を続けながら退職後にしたい仕事が何か、退職後にしたい仕事について何が必要かを考えました。すぐに転職せずに、今の会社で学べるところや、スキルとして役にたつことはマスターしておきました。どんな仕事であろうとも、無駄になるということは絶対にないと思います。どんな会社でも、人間関係や、少しの事務作業などは必要になってきます。
面接の時に必ず聞かれる言葉は「前の会社はなぜ辞めたのですか?」です。その時に、ある程度しっかり答えられるように考えておくと、自分があとで楽になりますよ。
【転職ステップ1】 とにかく書き出す!
まずはハローワークや求人雑誌で自分のやりたい仕事、通える範囲内で徹底的に調査します。その中から10社ぐらい絞り検討。目当ては1社に絞らず3~5社は履歴書を送ったり面接します。
どんな仕事をしたいか?今回転職したい理由はなにか?などを書き出してみました。どこが嫌なのか。人間関係だったり、勤務場所が遠いことや、給料の面、休日などについても、検討してみてください。
したい仕事に対して、自分はできそうかどうか?何か資格が必要なのか?次の会社でゆずれない点はどういう所かを書き出してみます。書き出したあと、絶対にこれだけはゆずれないというもの、このあたりはゆずれる、などわけてみる。このぐらいまでなら妥協できる、など具体的に。
(例)給料:希望は〇万だが、△~△円まで妥協可能。
【転職ステップ2】 転職に有利なスキルや資格について検討!退職への根回しも
転職する際に必要な資格があるならば今の会社にいる間にとっておきましょう。(資格を取得するための資金はどうか?勤務後に勉強時間は削れるか?資格取得できるとしたらいつごろになるか?取得するための目標期間は?)
もし、あまりにも無理そうなら、退職後に資格取得に集中するべきか考えてみる。(勤務年数などから、失業保険がどのぐらいの期間でいくらでるのかなど調べてみる)
また、いまの会社の中で学べるもの、もう少し熟知したいものが残っているのならば、それは終わらせておく。正社員の場合はすぐにやめさせてもらえないケースなどもあるので、本格的に辞めたいという気持ちが強いならば、いつごろに辞めたいと相談しておきべきでしょう。
友達などで、転職したい職種の人の体験談などが聞けそうな人がいないか探してみてください。インターネットで、自分が興味のある職種で検索して、長所や短所などを調べてみましょう。
【転職ステップ3】 一番の希望は曲げない!その上で面接!
自分が決めた、絶対にゆずれないという部分は曲げないこと。これを曲げてしまうと、転職したあと、やっぱりこうだったのに・・と後悔することも。そうなると転職を繰り返すことになり、給料も上がりにくくなります。
自分がやりたい仕事を通える範囲内から徹底的に探してみましょう。最初は多いぐらいが良いです。その中から、このぐらいの条件ならゆずれると思う上位から選んでいきます。10社ぐらいに絞り、そのなかから優先順に履歴書を送ったり面接をしていきます。少なくとも3~5社は履歴書を送ったり面接をします。ダメなら次にまた3~5社、という感じで繰り返しましょう。
会計事務所での経理事務へ転職して何か変わりましたか?
転職して妥協しない自分に自身が持てた!
前職は妥協して働いているような感覚がずっとりましたが、転職後は自分で選んだという感覚が強いです。
学生の時の就職活動に不満をもっていましたが、(もっとこういう会社に面接にいけば、よかった・・)社会経験をした自分の方が、学生の時よりも、知識だけではなく、社会人としてのマナーなどが身についていたので新しい会社でもうまくやっていけたと思えるようになりました。自分に対して自信が持てませんでしたが、転職し再就職できた自分には自信が持てるようになりました。
まとめ
これから転職を目指す方へ
私は会計事務所で働いてみたい気持ちがありました。簿記3級は最低条件です。3級なら、仕事をしながらでも取得可能なので、できれば仕事をしながら取得するといいと思います。
独学の本なども売っていますが、もし商科など出身でないのなら、やはり用語が聞きなれなく慣れるまでは大変なので、資格取得できる月額のクラスなどの受講がおすすめです。もし、少しでもかじっているのなら、独学でも簡単にとれるレベルです。経験者のみ、2級取得者、大卒のみ、と募集にあっても、受けてみるのも手です。ただ、あまりにも高度なレベルの募集は(独立したい人募集など)は厳しいかもしれません。
ワンポイント:転職に対して固くならないで!
会社に就職してしまえば、社会人としての、ある程度の知識と理解力があれば、最初はどこも1から教えてくれますし、あまり考えすぎなくても良いと思います。基本的なお仕事は、入社してからじっくり覚えていけば、良いと思います。固く考え、考えすぎで、何もしないよりは、転職してから考えよう、ぐらいでも良いかもしれません。
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